こんにちは、@tatsuyaです。
今回は留学前でもできるスピーキング勉強法を紹介していきます。
- 留学にスピーキング力は重要かどうか
- 話せるようになるまでのステップ
- おすすめのスピーキング勉強法
実際にアメリカ留学をした僕の経験から、これらについて話していきますね。
今の段階で「スピーキングが全くできない」という方にも、話せるようになるまでの4つのステップを紹介してるので、ぜひ読んでいってください!
目次
留学時にスピーキングってどのくらい重要なの?
留学時にはリスニングが一番重要ですが、スピーキングはその次に重要です。
その理由は、日本の大学とは違ってディスカッション・質問・スピーチなど話さないといけない機会が多いから。
僕は日本の大学にもいたので分かりますが、日本だと先生が講義をする、そして生徒は基本黙って聞いているだけですよね?
これがアメリカだとかなり違っていて、生徒も積極的に発言する機会がたくさんあります。
ここで勘違いして欲しくないのが、スピーキングは大事だけどペラペラ喋れないといけないということではありません。
「自分の気持ちや考えを伝える姿勢」が大事なので、少なくとも恥ずかしさやためらいをなくしておくだけでも大丈夫です。
留学前にスピーキングを身につけるための4ステップ
ここではスピーキングを身につけるための4ステップについて説明します。
- 正しい発音を学ぶ
- 一から文章を作る練習をする
- 洋画でネイティブからフレーズ学ぶ
- 英語を話しまくる
この4つを実践することで、留学前でも話せるようになります!
ステップごとに分けてますが、発音を最初にやる以外は順番はあまり関係ないので、同時進行でやるといいですね。
ステップ1:正しい発音を学ぶ
まず一番大切なのは、英語の正しい発音を知ること。
このステップを飛ばす人は多いのですが、僕の経験上これのおかげでスピーキング力が一気に上達しました。
まず日本語の母語は5つしかないのに対して、英語は母語だけで20個以上あります。
これをたった5つしかない日本語に当てはめて話してみても、通じるわけがないですよね。
発音に絶対的な正解はないのですが、少なくともカタカナ英語だけでもなおして”通じる英語”を学んでおくべきです。
最低でもカタカナ英語はなおしておくべき!
カタカナ英語を直すだけであれば、「英語耳」という本がおすすめ。
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- 発音に関して全くの初心者にオススメの難易度
- 図・文章・音で発音を学べる
- 全ての発音記号を25分で練習できるCD付き
「発音の勉強って難しそう…」
「独学できるものなのか不安…」
って人はこの本から入るのがいいです。
この本だとたった25分で全ての発音記号を練習することができて内容も超簡単です。
- 文章での説明を見る
- 図で舌や口の中の動きを確認する
- CDに続いて発声練習する
という方法で学んでいくのですが、慣れると文章を読む必要がなくなりCDだけで完結するため25分で1周できるのです。
僕はこの本を1ヶ月間毎日1周してましたが、終わった頃にはカタカナ英語は克服できていました。
ひとまずはここまででいいですが、時間があればさらにレベルの高い発音の本で勉強してみてください。
英語耳についての詳しい情報はこちら。
»【脱カタカナ英語】英語発音初心者が1冊目にやるべき本「英語耳」
「英語耳」で発音にハマり、留学前に5冊もの発音の本を買ってしまいました…。
ここまでする必要はないですが、興味があればこちらの記事もどうぞ。
ステップ2:自分で一から文章を作る練習をする
間違ったスピーキングの練習法としてよくありますが、文章をそのまま暗記するのは絶対にダメ。
「なんでこれを学校で教えてるの?」って疑問に思うぐらい意味ないです。
学校の”英語科目”ならいいですが、英語を言語として身につけたいのならフレーズ丸暗記や穴埋めは何の役にも立ちません。
英語を話したいならまずは自分で一から文章を組み立てる練習をしましょう。
文章を一から作る練習には英語日記がおすすめ!
いきなり「自分で文章つくって喋れ」なんていわれても難しいと思うので、最初は英語日記から入るのがおすすめ。
英語日記にはこんなメリットがあります。
- 自分のペースで文章を作れる
- 日常会話で使えるフレーズを増やせる
- 書くことで頭に入る
日記だと会話とちがって自分自身で完結するので、自分のペースで書くことができハードルがかなり低いです。
それに日記は毎日の出来事や気持ちを書くので、そのたびに日常会話で使えるフレーズが増えていくのもいいですね。
会話だと頭の中で考えないといけませんが、日記は書きながらなのでカンタンだし、書くことで記憶にも残りやすいです。
文章を一から作るのに慣れていない人は、ぜひ英語日記から入ってみてください。
「3年日記」という日記帳を使った勉強法について書いています。
»【英語ライティング】上達具合がひと目でわかる「3年日記」で英語日記を書こう【初心者におすすめ】
HelloTalkという無料アプリではネイティブから英文添削を無料で受けられるのでこちらもおすすめ。
ステップ3:海外ドラマや洋画でネイティブ正しいから生のフレーズを学ぶ
手っ取り早く自然で違和感のないフレーズを学びたければ、英語ネイティブから学びましょう。
単語帳や文法書だけで勉強している人たちにありがちなのが、話し言葉では使われていないような難しい用語をわざわざ使ってしまうこと。
もちろん話せるだけでもすごいのですが、もっと英語のレベルを上げたければネイティブが日常的に使っているフレーズを真似たほうが確実です。
ここでいう「真似る」は単純にコピーするという意味ではありません。
使えそうなフレーズが出てきたら、
- 意味を調べる
- どんな状況で使われたのか観察する
- 丸暗記ではなく文章の構造から理解する
こういう手順で覚えましょう。
ここで文法の知識があればどういう文法が使われてるのかわかるし、文章の構造も知ることができます。
その場の状況とフレーズの構造をちゃんと理解できたら、暗記してもオッケー。
状況とフレーズの構造が理解できる = いつどんな風に使えるかわかっているということなので、ただの丸暗記とは違い実用的です。
僕もドラマで使えそうなフレーズが出てきたら、状況と構造を理解した上で何度か暗唱し真似するようにしてます。
これを繰り返すうちに自然な英語が身につくのでおすすめ。
海外ドラマ・洋画を観るならNetflixかHuluがおすすめです。
どちらも無料体験があるので試しにどうぞ。
ステップ4:英語を話しまくる
スピーキングを上達させたければ、最終的にはたくさん話すほかありません。
どれだけインプットしても、実際の会話で通用するのは”話すことで得られた英語力”です。
ステップ1〜3で必要な知識をつけたら、あとはアウトプットしながらスピーキング力をつけていきましょう!
僕が実際に留学前に行ったスピーキング力を上げるための3つの方法を次で紹介します。
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留学前にできる3つのスピーキング勉強方法
ここでは僕が実際にやった中で効果があったものだけを取り上げました。
- オンライン英会話
- HelloTalkでネイティブと無料音声通話
- フィリピン短期留学
順番に見ていきましょう。
方法1:オンライン英会話
3つの中で一番手軽かつスピーキング力がつくのはこのオンライン英会話。
オンライン英会話とは、Skypeなどの音声通話アプリで英語教師とオンラインで会話するサービスです。
オンライン英会話のメリットとしては、こんな感じ。
- 毎日マンツーマンでレッスンができる
- 料金が格安(月5,000円〜)
- スマホやPCから手軽にできる
- レッスン時間のスケジュールを自分で組める
毎日スマホがあればいつでもどこでもレッスンを受けられるので、これを使わない手はないです。
どれだけ座学をしても、話す練習を毎日しなければ話せるようにはなりません。
普段の勉強がインプット中心になってしまっているなら、ぜひオンライン英会話で1日25分でもアウトプットの時間を作ってほしいです。
初めてのオンライン英会話ならレアジョブがおすすめ!

「オンライン英会話が初めて」という方には、レアジョブがおすすめです。
- 無料体験レッスン付き
- 日本人スタッフによるカウンセリング
- 英語力レベルチェックテスト
- レベルごとに受講すべきカリキュラムが決まっている
こんな感じでサポートがしっかりしているので、初めてのかたでも安心して始められます。
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引用:レアジョブ英会話 » カリキュラム
最初に受けるレベルチェックテストでどのレッスンを取るべきかわかるので、初心者の方でも中級以上の方でも自分にあったカリキュラムを組むことができます!
僕は留学前の1ヶ月間、毎日2レッスンコースを受けてましたが、毎日英語を話せる時間があることでインプットとアウトプット両方できたので英語学習が一気に捗りました。
体験レッスンが無料2回分受けられるので、興味があれば試しにやってみてください。
方法2:HelloTalkでネイティブと無料音声通話

HelloTalkとは、通話やチャット・モーメンツと呼ばれるタイムラインで海外の方と言語交換するアプリです。
なんとこのアプリでは、日本に興味がある英語ネイティブの人たちと繋がれるようになってます!
- 無料でチャット・通話ができる
- ユーザーは言語学習が目的で真面目な人が多い
- 通話は時間制限などなく自由
これは英会話アプリではなく言語交換アプリなので、先生と生徒という関係ではなく、お互いに言語を教え合うというのがコンセプトとなっています。
一度仲のいい友達を作ってしまえば、無料で時間制限なく英語ネイティブの人と会話することができるのですごくおすすめ。
1ヶ月間HelloTalkで音声通話を試してみた結果の記事です。
最終的に7ヶ国から15人の方々と合計21時間通話することができました。
»【無料で英会話ができるアプリ】HelloTalkで1ヶ月間外国人と電話してみた感想
HelloTalkでどうやって電話相手を探すのかについて書きました。
ここでは3つの方法を紹介しています。
»言語学習アプリHelloTalkで外国人の電話相手を探す方法【無料で英会話】
HelloTalkには通話以外にもいろんな機能があります!
詳しくはこちらの記事から。
方法3:フィリピン短期留学
留学までに時間があるなら、一旦フィリピン留学でスピーキング力を一気に上げるのもひとつの手段です。
僕の場合はTOEFL対策&英語で生活する環境に慣れるためという二つの目的があったので渡米前にフィリピン留学をしました。
- フィリピンは物価が安い
- マンツーマンレッスンが多い
- 勉強のみに集中できるスパルタ校もある
- 1週間から留学できる
- 生活すべてで英語を使わないといけない環境にいられる
- 留学する方向けのTOEFLやIELTSの対策コースもある
先生との会話も英語・友達と話すのも英語・買い物も全部英語とスピーキング力を効率よく上げたいなら最高の環境ですね。
本番の留学の前にもし時間があれば、フィリピン留学も候補の一つとして入れてみてはいかがでしょうか。
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留学前にできるスピーキング勉強法と4つのステップまとめ
この4つのステップを実践することで、留学前でも英語が話せるようになります。
逆にどれかひとつでも欠けてしまうと時間の無駄になってしまうので、しっかり呼んでくださいね。
- 正しい発音を学ぶ
→カタカナ英語だけでも直す - 文章を一から作る練習をする
→丸暗記や穴埋めは意味ない
→まずは英語日記がおすすめ - 洋画や海外ドラマでネイティブから生のフレーズを学ぶ
→自然な英語力がつく(Huluの2週間無料トライアル)
- 英語を話しまくる
→とにかくインプットよりアウトプット
そして僕が実際に行った3つの勉強法はこちら。
- オンライン英会話(レアジョブ英会話)
→格安で毎日英語が話せる - HelloTalkでネイティブと無料通話
→無料で英語ネイティブと会話できる - フィリピン短期留学
→英語を話さざるをえない環境にいれる
これらの方法を駆使して、留学前に十分な英語力をつけておきましょう!
留学前の勉強法をまとめました。
留学前の語彙力記事↓
»【留学前の英語勉強法】語彙力を上げるためのおすすめの単語勉強法を3つ紹介
留学前の発音記事↓
»【留学前の英語勉強法】正しい英語の発音を身につけるべき理由と勉強法まとめ
留学前のリーディング記事↓
»【留学前の英語勉強法】海外留学におけるリーディングの重要性と4つの勉強法
留学前のリスニング記事↓
»【留学前の英語勉強法】リスニング力を上げるための3つのステップと勉強法
留学前のライティング記事↓
»【留学前の英語勉強法】ライティング力を上げるための3つの勉強法
北米留学に向けてTOEFLを勉強中の方はこっちで勉強法を紹介してます。