音楽

完璧主義者が教えるリードギター耳コピの手順!

中3の時にギターを始めて以来ほぼずっと耳コピをしてきた僕が、いつも行なっている耳コピの手順について説明します。

なぜ耳コピをするのか

そもそもなぜ耳コピをするのかですが、理由は1つしかありません。

それは、「耳コピが一番正確だから」です。

ネットからダウンロードできるスコア、さらには公式のバンドスコアですら、間違いだらけのことがよくあります。

ギターを始めた当初、お気に入りのバンドのスコアを買ったものの、鳴らした音と、実際に曲の中で鳴っている音とが全然違っていて、いきなりやる気をなくしました。

これを機に、「自分でやるしかない」と思い、簡単な曲の耳コピをやってみて、ものすごく時間はかかったものの、意外とうまくいったのが耳コピを始めたきっかけでした。

今では、簡単な曲なら数十分、複雑な曲でも数時間でコピーできるようにまでなりました。

それでは、実際の手順を紹介していきます。

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ギター耳コピの手順

①チューニングを確かめる

これを1番最初に行う必要があるので、まずは軽く1回曲を聴きます。

たいていの曲は、レギュラーチューニングといって、上から( E A D G B E ) の一番基本的なチューニングでいけますが、中には無理なものもあります。

ここで、確かめるべきなのは2つあります。

 

変則チューニングかどうか

変則チューニングは、レギュラーチューニングより低い音を出すために使われます。

まずは、曲中で使われている一番低い音はどれか探します。

それが6弦の開放弦Eより低ければ、チューニングを変える必要があります。

代表的な変則チューニングは、以下の2つです。

  • 半音下げチューニング (♭E ♭A ♭D ♭G ♭ B ♭E)

全ての音を♭する(半音下げる)。

例えば、「BUMP OF CHICKEN」は、ほぼ全ての曲が半音下げです。

 

  • ドロップDチューニング ( D A D G B E )

6弦を1音下げてDにする。

ヘヴィーな曲に多い印象です。

 

レギュラーチューニングで出せる音より低い音が出てきたら、変則チューニングを疑ってみてください。

カポが必要かどうか

 

カポタスト(capotasto)は、ギターやウクレレなどの弦楽器用アクセサリー、演奏補助器具のひとつ。略してカポと言われる。弦の長さを任意に短くすることで、楽器全体を移調することができるが、上げるだけで下げることはできない。一般的なチューニングでは演奏が比較的困難な楽曲を、楽に演奏するために用いられることが多い。

引用元:カポタスト-Wikipediaより

 

カポはキーを変える時開放弦の音を上げる時によく使用されます。

リードギターの場合は、あまり使用する場面はないのですが、

  • 開放弦を多用する曲
  • セーハ( 指一本で同一フレットの複数の弦を押さえる奏法)を多用する曲

によく使われます。

 

アルペジオが多い曲に注意!

開放弦を含むアルペジオが多い曲は、まずカポなしでも弾けるかどうか試してみてください。

バンドの曲なら、押さえる場所は基本的に人間の手の届く範囲内です。もし間隔が広すぎたり、無理だなと思ったら、カポを使用している可能性があります。

 

カポを使用する時に注意すること

カポを使用すると、その使用したフレットよりも低い音は出せないということに注意してください。

なぜなら、カポを使用したフレットより前のフレットは、押さえることができないからです。

有名な曲で説明すると、“RADWIMPS”の「前前前世」では、9フレットにカポが使われています!

リードギターをよく聴いてみると、まずイントロで9フレット目の開放弦が使われていますね。それ以降も、全て9フレット目よりも高い音で構成されています。

 

 

チューニング、カポの有無が確認できたら、次にいきます。

 

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②イヤホン・ヘッドホンで集中して聴く

まず、イヤホンかヘッドホンを使うことが前提です。細かい音まで聴き取る必要があるので、できれば質が良いものを用意して欲しいです。

それでは、僕が使っている耳コピにオススメのイヤホン、ヘッドホンを紹介します。

 

遮音性抜群のおすすめイヤホン「SHURE SE215」

 

耳コピの時は、基本的にはこっちを使用しています。

このイヤホンの特徴は、とにかく遮音性がすごく高いです!

このイヤホンをつけていると、周囲の音が全く聞こえません。電車に乗っていても、曲の隅々の音まで聴き取れます。

「SHURE掛け」と呼ばれる着け方が推奨されており、これによって耳にしっかり収まって、外れにくく、密閉度も高まります。

今まで色々イヤホンを試してきましたが、これに出会ってからはずっとこればっかり使っています。

一度無くしてしまったのですが、すぐに同じものを買い直したぐらい気に入っています。

 

原音を忠実に再現してくれるヘッドホン「SONY MDR-CD900ST」

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このヘッドホンは、そのままの原音を聴くことができます

音楽鑑賞用のヘッドホンによくある、特定音域のブースト機能などもないので、驚くほど細部まで原音を聴き取れます

そのクオリティの高さから、実際にプロのレコーディングスタジオでも使われているほどです。

僕自身ヘッドホンを長時間つけるのが嫌いなので、イヤホンでは聴き取れなかった音を聞く時のみに使用しています。

実際このヘッドホンで曲を聴くと、「こんな音が鳴っていたんだ」と気付くことがよくあります。

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パソコンやスマホで使用する場合は、この変換ジャックが必要になります ↑ ↑

 

③手探りで音を探す

曲を聴きながら、同時に同じ音を探していきます。ここで重要なのは、鳴っている音の高さを理解することそれを覚えることです。

これは、絶対音感がなければできないと思っている方がいるかと思いますが、そんなことはありません。

耳コピには相対音感が重要

相対音感(そうたいおんかん、英語: relative pitch)は、基準となる音(純音および楽音)との相対的な音程によって音の高さを識別する能力である。音楽を美しいと感じるには、相対音感が必要であるから、ほとんどすべての人が本質的に持っている能力と言える。

引用元:相対音感-Wikipediaより

ほとんどすべての人が持ってるらしいです!

簡単に言うと、2つの音を鳴らして、どちらがどちらより高い音か分かれば相対音感があるということです。

これさえできれば、

  1. 原音を聴く
  2. ギターで「この辺かな?」と思ったところを弾いてみる
  3. ギターで鳴らした音が原音より高かったそれより低い音から探す
  4. ギターで鳴らした音が原音より低かったそれより高い音から探す
  5. 同じ音に出会うまで①〜③を繰り返す

これでそのうち絶対当たります!

慣れてくると、長いフレーズを記憶できるようになり、また「だいたいこの辺かな?」というのが分かるようになってきます。

 

1) コード・複合音をコピーするコツ

コードに関しては、「曲名+コード」で検索してしまうのが一番楽です。個人的にコードを耳コピするのは苦手などで、「検索→間違っていれば修正する」という方法をとっています。

コードをコピーする際は、ルート音から探しますが、ここではリードギターパートによくある2~4音が混ざった音の探し方について説明します。

複合音をコピーする際に一番最初にすることは、一番高い音を探すことです。

なぜなら、大抵それが一番聞こえやすいからです。

それが分かってしまえば、あとは先ほども言ったように、手の届く範囲内でそれっぽい音を探すだけです。

開放弦が使われているかどうかにも注意します。

複合音は、構成音によっては響きが全然変わってくるので、違うと思ったらまた近くの別の音を探しましょう。

 

2) ギターソロのコピー

ギターソロは、基本的には単音で構成されているので、やり方は③で書いたとおりで、1音ずつ同じ音を探すだけです。

あまりにも早すぎてわからない場合は、スロー再生ソフトを使うか、YouTubeのギター演奏動画で目コピするといった方法があります。

 

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仕上げ:原曲だけをもう一度聴いて修正する

 

コピーした音は本当に正しいのか確認する

曲をコピーするときは、原曲とギターを同時に鳴らしながらすることが多いです。そのため、原曲の細かい部分が自分のギターの音で聞こえなくなり、間違ったコピーをしてしまうことがよくあります。

それを防ぐために、一通り音が取れ、曲に合わせて弾けるようになったら、ギターを置き原曲のみを集中して聴き直しましょう

 

もっと弾きやすいポジションがないか探る

ギターには、同じ音を鳴らすにしても、いろんな弾き方があります。

例えば、Dコードひとつを取っても、こんなにあります!

この中のどれを使っても、Dというコードになります。

このうちのどれを使うのかは、次にくるフレーズの場所によって決めます

次にまたコードがくるならば、一番左の型をよく使いますし、もし次にハイポジションでのギターソロがくるならば、一番右の型を使えばスムーズに次に移れます。

また、左の型は、開放弦を使用して、押さえる面積を減らしていますね。

開放弦を組み合わせることによって、真ん中・右の方のようにセーハ(ひとつの指で同じフレット上の複数の音を押さえる方法)をしなくてもいいようになっています。

  • スムーズに次に移れる押さえ方はないか
  • 開放弦を組み合わせることができるか

に注意して、探してみましょう!

 

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まとめ

最初は1曲コピーするのにもすごく時間がかかりますが、慣れれば楽譜でやるよりも早くなります

初心者の方でも、簡単な曲からでいいので、とりあえず耳コピをしてみることが大事です!

やる前から「耳コピって難しそう…。」と思っている方は、とにかくやってみてください。

ものすごく簡単に言えば、同じ音を鳴らすだけです。ギター上の音を1つずつ鳴らしていくと、いつかは同じ音が見つかります。

経験を積んでいくと、それが早くなるというだけのことです。

最後に、僕が初めて耳コピした”MONGOL800″の「あなたに」という曲を貼っておきます!

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。耳コピについて何か質問があれば、SNSにて受け付けていますので、フォローよろしくお願いします!

ABOUT ME
tatsuya
日本の大学を中退→アメリカのコミカレを中退→独学でスキルを身につけフリーランスWEBエンジニアとして活動中。自身の経験に基づいた英語学習法・海外旅行・デザインを中心に発信しています。