「アメリカの大学では、専攻を途中で簡単に変えることができるので、決めておく必要はない」というのを聞いたことがあると思います。
実際、僕はほとんど専攻のことは考えずにアメリカに来ましたが、決めておいた方が時間的にも金銭的にもいいということがわかりました。
そこで、今回は、「専攻を決める」まではいきませんが、自分のやりたいこと・興味を持っているものを診断できるサイトMY NEXT MOVEについて紹介します。
MY NEXT MOVEについて
MY NEXT MOVEは、自分に合った仕事を探すのを手伝ってくれるサイトです。
今回は、「診断テスト」のみについて紹介していきます。
この診断テストの60もの項目は、全て実際の仕事内容になっていて、好きか嫌いかで答えていきます。
よくある”自分の性格から仕事を判断する診断テスト”では、優柔不断になってしまい、つい真ん中の”ふつう”や”分からない”を選んでしまいがちではありませんか?
その時の立場や場合によって異なるような質問ばかりなので、向いている仕事を探す際にはあまり役に立たないと思います。
しかしこのサイトでは、「自分の性格」から判断するのではなく、「やりたいこと・やりたくないこと」から自分に向いている仕事を探すことができます。
「新薬を開発するのは好きか」「楽器を演奏することは好きか」「店を経営したいか」などの、具体的な仕事内容を好きか嫌いかで答えていくので、優柔不断になって決めきれない、ということもなく、正確に自分の興味のあるものを探し出すことができます!
スポンサーリンク
実際にやってみよう!
まずはこちらのページに飛んでください。
仕事に関する60個の問題に対して、
- Strongly Dislike (とても嫌い)
- Dislike (嫌い)
- Unsure (分からない)
- Like (好き)
- Strongly Like(とても好き)
の五段階評価で答えていきます。真ん中のUnsureは、”ふつう”ではなく”分からない”とか”不確か“という意味なので、間違えないように注意してください。
また、進める上で注意すべきことは、今現在の自分がすでにその仕事をする能力を持っているか、またその仕事でどのぐらい稼げるかは考えずに、やりたいかどうかのみで考えてください。
60の項目と、6種類の結果を日本語訳しましたので、わからないものがあれば、ぜひ参考にしてください。
※英語→日本語に直す時、どうしても不自然になってしまう部分があるので、できるだけ見ずにやってみてください!
60の質問の日本語訳
- キッチン棚を組み立てる
- れんがやタイルを敷設する
- 新しい薬を開発する
- 水質汚染を減らす方法を研究する
- 本や劇を書く
- 楽器を演奏する
- 習慣的なトレーニングを指導する
- 人々の個人的なまたは感情的な問題を解決する
- 株や債券を売り買いする
- 小売店を経営する
- コンピューターソフトでスプレッドシートを作成する
- 記録や文書を校正する
- 家庭用品を修理する
- 魚を養殖する
- 化学実験をする
- 惑星の動きを研究する
- 作曲・アレンジをする
- 絵を描く
- 進路指導をする
- リハビリ療法をする
- 美容院や理髪店を経営する
- 大きな会社の1部門を管理する
- パソコンにソフトウェアをインストールする
- 計算機を操作する
- 電子部品を組み立てる
- トラックを運転して荷物を届ける
- 顕微鏡で血液サンプルを検査する
- 火災の原因を調査する
- 映画の特殊効果を創作する
- 劇の舞台のための絵を描く
- 非営利組織でボランティア活動をする
- 子供にスポーツの指導をする
- 自分のビジネスを設立する
- 業務契約をとり決める
- 出荷・入荷の記録をつける
- 従業員の給料を計算する
- 出荷前の部品の検品をする
- 錠の修理・設置をする
- 天気予測のより良い方法を発達させる
- 生物学の研究室で仕事する
- 映画やTV番組の台本を書く
- ジャズやタップダンスをする
- 聴覚障害を持つ人に手話を教える
- 集団療法を指揮する
- 裁判で依頼人を弁護する
- 新商品の衣類を売り出す
- 小型の端末で商品の棚卸しをする
※棚卸し・・商品などの在庫を調査して数量を確かめること。 - 賃貸料支払いを管理する
- 商品を製造するための機械を設置・操作する
- 森林火災を鎮火させる
- 砂糖の代わりになるものを発明する
- 病気を特定するため臨床検査をする
- バンドで歌を歌う
- 映画を編集する
- 託児所で子供の面倒をみる
- 高校で授業をする
- 百貨店で商品を売る
- 服屋を経営する
- 在庫の記録をつける
- 組織のための郵便物を押印・分類・配布する
スポンサーリンク
6種類の結果
結果が出たら、6つのうちから一番ポイントが高かったものを選んで確認してみてください!
Realistic
Realisticに多く当てはまる人は、事実に基づく実践的な仕事を好みます。
ペーパーワークや他人と密接に関わりながら働くことはあまり好きではないようです。
- 植物や動物と働く仕事
- 木、道具、機械など実社会のものを扱う仕事
- 屋外での仕事
Investigative
肉体労働や、人に指示を出したりするよりも、アイデア、考えることを必要とする仕事を好みます。
- 事実を突き止める仕事
- 問題を解決する仕事
Artistic
演劇、音楽、美術、デザインなどの、芸術系の仕事が向いています。
- 独創性を必要とする仕事
- ルールに縛られない仕事
Social
もの、機械、情報などを扱うよりも、人と関わる仕事が向いています。
- 教育関係
- 人を助ける仕事
Enterprising
ビジネスを設立し、プロジェクトを実行する、つまり起業することを好みます。
考えるよりもとにかく行動するタイプが多いです。
- 人を説得しリードしていく仕事
- 決断を要する仕事
- 利益のためにリスクを負う
Conventional
アイデアを必要とする仕事より、詳細に注意を払いながらデータを元に働くことを好みます。
- 明確な規則の下で働く
- リーダー(指導者)に従う
スポンサーリンク
実際にやってみた結果

圧倒的に芸術分野が高かったです!
全て直感でほぼ考えずにやったところ、なんとRealisticとConventionalが0点・・・(笑)
こんな感じで、ぼんやりとですが、自分の興味がどの分野にあるのかを知ることができます!
皆さんもこのサイトで、一度自分のやりたいこと・やりたくないことをはっきりさせて、これからの方向性について考えてみてください。
また、専攻を何にするか迷っている人は、Crash Courseでそれぞれの分野について学んでみるのもオススメです!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。