こんにちは、@tatsuyaです。
今回の記事では、余白の使い方を学べる一冊「けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本」を紹介していきます。
- オシャレなデザインを作りたい
- 余白の使い方を知りたい
- 自分のデザインがごちゃごちゃしている
- ついつい余白を埋めてしまう
こういった方にはかなり役に立つ一冊です!
この本を読むと「余白ってすごい…」と感動するはず。
余白だけではなくデザイン全般において良書なので、特に新人デザイナーさんや、デザインを始めたての方はぜひ読んでみてほしいです。
目次
「けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本」はどんな本?
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この本では、タイトル通りデザインにおける”余白”をうまく使いこなすためのコツや余白の使い方などが紹介されています。
ただ余白のみにフォーカスしているわけではなく、配色・レイアウト・フォントなどデザイン全般を学ぶことができます。
余白を使うことで、
- オシャレにできる
- 情報が引き立つ
- 洗練された見た目になる
などの効果がありますが、これらをNG例・OK例と比較しながら余白の使い方を学ぶといった感じです。
本の進み方としては、新米デザイナーのデザインを、ベテランデザイナーが余白・レイアウト・配色など多くの視点からアドバイスをしていくという形式になってます。
「けっきょく、よはく。」の内容・本の流れ
ポスター、フライヤー、メニュー表、プレゼン資料など様々な形式・テーマを扱っており、34つの事例があります。
ひとつのお題につき6ページの構成で、
- NG作例
- OK作例
- NGの理由を解説
- OKのポイント解説
- 他の参考レイアウト
- おすすめカラー &フォント
というふうにかなり詳しめに解説されています。
1・2ページ目:NG作例とOK作例の完成物

まず1ページ目は、新米デザイナーの作品。
そこまで悪くないのですが、改善する必要があるデザイン案が掲載されています。
そして2ページ目はベテランデザイナーの作品。
毎回思わず「おおっ」と言わされるようなデザインのOK作例が載っています。
3・4ページ目:NGの理由とOKのポイントの解説

3ページ目はデザインの問題点について、4ページ目はその修正点とその目的について書かれています。
NGの理由・OKのポイントが詳しく載っているので、ここのセクションがすごく勉強になります。
5・6ページ目:他のレイアウトとおすすめフォントやカラーの紹介

5ページ目には、他のバリエーションが説明文付きで紹介されています。
デザインは複数案要求されることが多いので、どのように良いデザインを保ちつつ違いを出すのかすごく参考になりますね。
6ページ目は、それぞれのテーマに合うおすすめのフォント・カラーが掲載されています。
フォントはAdobe Typekitで提供されているものなので、Adobe製品を持っている方は同じフォントを使うことができます。
カラーについては、カラーコードがないのが少し残念ですが「この色の組み合わせで〜系の雰囲気を出せる」というのがひと目で分かり便利ですね。
余白だけでなくデザイン全般を学べる良書「けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本」
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以上、「けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本」についてでした。
はじめは余白だけに焦点を当てた本かと思っていましたが、デザイン全般を学べるものすごくいい本でした!
本書でNG作例として扱われているデザインでも「いいな」と思うことが何度かあったのですが、OK作例をみるたびに見違えるほどよくなってて「余白すごい…」と感動してました。
デザインを学び始めた初心者や、新人デザイナーさんにはすごく参考になると思うので、ぜひ読んでみてください。