こんにちは、@tatsuyaです。
北米の大学に進学する人は、TOEFLの点数が必要になってきますよね。
- 「TOEFL iBT対策にはどの教材がいいのかわからない」
- 「どうやって勉強すればいいかわからない」
- 「高いスクールにいくのは嫌なので独学したい」
という方もいるのではないでしょうか。
そんな人たちのために、初めてのTOEFLでも80点以上とることが出来た自分の勉強法をこの記事で全て、わかりやすくお伝えします。

実際のスコアがこちら。
ここで紹介する方法で、5ヶ月間の独学+1ヶ月のフィリピン留学ののち初めてのTOEFL iBTで86点を取ることができました!
目次
TOEFL iBTで80点以上取る際の勉強の姿勢は?
まず、TOEFLはかなり難しいので真剣にやらないといけません。
「TOEFLってTOEICと名前似てるしカンタンっしょ」と舐めていたら痛い目にあいます。
そもそもTOEFLは主に北米の大学に進学する人が受けるので、英語で会話できるのは当たり前レベルであることがスタートラインです。
TOEFL iBTで80点以上取りたければ何時間くらい勉強するの?
これは僕の場合ですが、
- 勉強した期間:独学5ヶ月間 & フィリピン留学1ヶ月間の半年間
- 1日の勉強時間:毎日だいたい8〜10時間
- 勉強の割合:TOEFL対策50%、英語の勉強50%ぐらい
こんな感じです!
ちなみに勉強を始める前の英語レベルはTOEIC570点ほど。
リーディングは得意だけど話せない・聞き取れない・書けないという典型的な受験英語タイプでした。
アメリカ留学が目標だったので、テスト対策に全てを費やすのは微妙かなと思い半分ぐらいは単純に英語を勉強してました。
だからまあテスト対策100%でいくとしても最低でも1日4時間は確保したいところですかね。
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初めてのTOEFL iBTで80点以上とる勉強法と対策5ステップ
ここでは80点以上取るためのステップを5つに分けて説明します。
- 単語と文法を覚える
- 発音を学ぶ
- 各セクションの対策
- 模擬試験・過去問をやる
- 前日・当日にやるべきこと
ひとつひとつ順番に見ていきましょう。
ステップ1:まずはとにかくTOEFL頻出の単語と文法
まずとにかく単語から。
TOEFLは大学の講義やキャンパスでの出来事を想定したテストなので、かなりの専門用語を含むアカデミックな単語ばかり出てきます。
大学受験やTOEICとはレベルが違いすぎるので、TOEFLの単語は必ず勉強しましょう。
僕はこれらの2冊の単語帳を使ってました。
- 頻出単語がうまくまとめられている
TOEFL英単語帳のベストセラー本。
この本のいい所としては、頻出単語がうまくまとめられていること。
しかし不満点もあって、TOEFLではかなり重要な分野別専門用語リストが薄っぺらいし、CDが役に立ちません。
この2つの弱点は、次に紹介する単語帳も使うことでうまく回避できます。
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- 分野別英単語が豊富
- CDでリスニングも鍛えられる
こちらの強みは「分野別英単語の豊富さ」「CDでリスニングも鍛えられる」という所ですね。
学校の講義で使われる専門用語が頻繁に出てくるので、この本の分野別英単語がすごく役立ちます。
「地質学・天文学・経済学」などの専門用語が分野別にまとめられていて、しかもボリュームがすごく多い(230ページ分)のですごくおすすめ。
さらにCDが4枚も付いていて、全て例文を読んでくれるので語彙力&リスニング同時に鍛えることもできますね。
文法書は「English Grammar in Use」一択。
当たり前ですが文法は超重要です。
特にスピーキング・ライティングでは必要不可欠ですね。
そして僕が今までやってきた中でおすすめできる文法書はこれ一冊だけ。
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- 英語ネイティブの目線での文法の説明
- 学べる文法と練習問題の量が多い
- 全て英語で書かれている(中学英語レベル)
この本はページの左側に解説、右側はぜんぶ練習問題となっているので、インプット後すぐにアウトプットできるようになってます!
何よりネイティブ目線の文法を学べるので、TOEFLに必要な”本物の英語”が身につきます。
文法書は絶対これにしときましょう。
ステップ2:発音を学ぶ
「TOEFLなのに発音の勉強なんて必要なの?」と思った方もいるでしょう。僕も実際に発音を勉強するまではそう思ってました。
TOEFLにおいての最低限の英語発音の知識は、単語と文法と同じくらい重要です。
発音を勉強すると、こんなメリットがあるのです!
- リスニング力が格段によくなる(自分が発音できる音は聞き取れる)
- スピーキング力も当然よくなる(発音は採点基準に入る)
特にTOEFLではリスニングが一番重要(TOEFLではスピーキング・ライティングにもリスニングが必要だから)なので、「正しい英語の音を知っているかどうか」にかかってきます。
しかもあまり知られてませんが、発音は文法や単語を覚えるよりも簡単です。なぜならそもそも覚えることが少ないから。
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この本には1周30分で全発音を練習できるCDが付いてるので、これ一冊でとりあえずカタカナ英語だけでも直しましょう。
»【脱カタカナ英語】英語発音初心者が1冊目にやるべき本「英語耳」
基本的には「英語耳」でカタカナ英語を克服するだけで大丈夫ですが、余裕があればこちらの記事で紹介してる方法も試してみてください。
ステップ3:各セクションの対策
ここではそれぞれの対策(R・L・S・W)について書きます。
詳しくは「半年でTOEFL iBT86点取った僕が独学中に使用した教材と勉強法を紹介【TOEFL対策】」に書いてあるので、ここでは簡潔にまとめます。
リーディングにおすすめの教材
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- 対策がいちばん詳しく載ってる
- 練習テストも入ってる
- そもそも全部英語で書かれてる
さすが公式なだけあって、リーディングで出題される問題形式のすべてを丁寧に説明してくれるので必読です。
リーディングに関しては、ほんとにこれ一冊で十分。
対策を学んだら、あとは語彙力と読む早さの問題なので他のリーディング教材は必要ありません。
リーディング対策に必要なこと
- 語彙力をつける
- 公式ガイドブックで問題傾向を知る
- 速読の練習をする
リスニングにオススメの教材
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- メモの取り方から学べる
- どんな質問が出題されるのかを学べる
- TOEFL Listeningの「型」がわかる
本番よりすこしカンタンなので、最初の1冊にオススメです。
カンタンだけど学ぶべき対策法はこれと上で説明した公式ガイドブックで十分すぎるので、あとはリスニングスキルそのものにかかってきます。
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- 単語とリスニング両方鍛えられる
- 本番と同じぐらいのスピードで例文を読んでくれる
- CDが4枚も付いている
分野別英単語とリスニングどちらも鍛えたければ、この本がベストなんじゃないかと思います。
僕はこれでまず「英語が全く聞き取れない状態」から抜け出しました。
リスニング対策に必要なこと
- 発音をしっかり学んで聞き取れるようにしておく
- 速い英語に慣れるために英語を日頃から聴く
(Crash Courseがおすすめ) - 出題傾向を知る
スピーキングにオススメの教材
- 全ての問題形式の対策ができる
- 練習問題とサンプルの解答が多い
TOEFLのスピーキングは正直めちゃくちゃ難しく、公式ガイドブックだけでは不安なのでこの本を買っておくといいです。
練習問題がたくさんあるので、高得点を取りたければサンプルの解答を丸覚えする勢いでやるといいですね。
あとしつこいようですが、発音はせめてカタカナ英語だけでも直しておいてください!
採点にも響くので絶対にやっておいたほうがいいです。
スピーキング対策に必要なこと
- まずはカタカナ英語をなおす
- 解答のテンプレを身につける
ライティングにオススメの教材
- 英語ライティングのルールから学べる
- 問題の解き方と構成の練り方が学べる
- 解説がわかりやすい
TOEFLライティングの本で初心者にまずおすすめなのがこれ。
この本で学べるライティングの「型」を知っておけば、しっかり点が取れます。
逆に、語彙力も文法も完璧な人でも型を無視して書けば点はとれません。
ライティングの基礎から一番重要な「型」(テンプレート)を学べるので、あとはひたすら問題を解いて頭に入れるだけで高得点が取れます。
ライティング対策に必要なこと
- 単語とその同義語も覚える
(同じ単語を繰り返し使うと減点されるから) - 文法と英語ライティングのルールをしっかりおさえる
- テンプレートを覚える
とにかく問題傾向とテンプレートを身につけることが重要!
4つのセクション全てに共通するのは、
- 語彙力(専門用語もしっかり)
- 問題傾向とどんな質問をされるのかを学ぶ
- 解答の型(テンプレート)を頭に入れる
これらが大事ということです。
あとは、4つのセクションのうち3つに必要なリスニング力ですね。
これらを意識して対策をしてください。
ステップ4:模擬試験・過去問をやる
TOEFLはさすがにぶっつけ本番で挑んでも高得点をとれるほど甘くはありません。
公式ガイドブックについてる練習テストは絶対にやっておいたほうがいいです。
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- 模擬試験が3セット分も入ってる
- 各セクションの詳しい対策も載ってる
この本はTOEFL iBTを受験するなら絶対に必要です。
なにせ公式が「対策法はこれで模擬試験もつけとくね!」と言ってるようなもんなので買いましょう。
フィリピン留学という技も
TOEFL対策を効率よく進めたいなら、フィリピン留学もありです。
- マンツーマンレッスンが多い
- 他の国と比べて価格が安め
- TOEFL対策コースがある
1ヶ月だと授業料・寮費・飛行機代などすべて合わせても30万円以下でいけます。
「それでも30万はちょっと…」と思う人もいるでしょうが、TOEFLの点数が足りなくて大学付属の語学学校からスタートするともっと高いですよ。
それに語学学校に入ってしまえば、カレッジに進学するのに最低3ヶ月から半年かかりますしね。
僕はフィリピンで1ヶ月間TOEFL対策コースを受講しましたが、やっぱり自己採点が難しいライティング・スピーキングを採点してくれるのが良かったですね。
あと平日外出禁止・日本語話すの禁止という環境で勉強したので、かなり力がつきました。
- TOEFL対策をしっかり学びたい
- 独学では少し不安
- 対策とともに北米留学に備えて英語を学びたい
って方にはフィリピン留学がすごくおすすめです!
ステップ5:いざ本番。TOEFL当日の注意点、前日にやっておくべきこと
前日にできることは、スピーキングとライティングのテンプレを何度も復習することくらいですかね。
この2つはほぼこのテンプレが身に付いているかどうかで決まります。
上で紹介した本でテンプレを学び、前日に覚えてるかしっかり確認しておきましょう。
当日は、必ず持ち物(受験票と身分証明書)があるか確認してください。
あとは会場に到着する順番も結構重要です。
まずTOEFL iBTは受付を済ませた人から順番にテストが始まります。
みんなそれぞれテスト開始時間が違うということですね。
- リーディング
- リスニング
- – 10分休憩 –
- スピーキング
- ライティング
と順番に受けていきますが、僕はちょっと遅くに着いたためリスニングの最中に周りがスピーキングを始めました…。
会場はだいたい30分前に開いてるので、リスニングを妨害されたくなかったら早めに受付を済ませておくべきでしょう。
「わざと遅く着いて休憩時間に周りのスピーキングを聞く」というのもあるらしいですが、まあそこは人によりますね。
- 持ち物を再確認する
- 到着時間を調整する
あとは自分を信じましょう。
そして前の日は良く寝よう。
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初めてのTOEFL iBTで80点以上とる勉強法と対策5ステップまとめ
以上が、僕が初めてのTOEFL iBTで86点を取れた勉強法と対策でした。
もう一度5つのステップをおさらいしておきます。
- まずは単語と文法を覚える
- 正しい英語の発音を学ぶ
- 4つのセクションの対策
- 模擬試験・過去問を解く
- 前日・当日も対策をしっかりと
この方法で、ぜひみなさんもTOEFL iBTで一発合格点を目指して頑張ってください!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。